夏の頭皮・毛髪のコンディションの変化
2024年、今年は大変な猛暑でした。
いらす御客様の頭皮・毛髪の状態を見た時に感じた事をまとめてみました。
冷房や夏の環境が肌に与える影響と同様に、髪の毛にも様々な悪影響を及ぼします。
①. **髪の乾燥**
エアコンによる乾燥は、髪の毛の水分も奪ってしまいます。
特に冷房が効いた室内で長時間過ごすと、髪の毛はパサつき、切れ毛や枝毛が増えやすくなります。
髪のキューティクルがダメージを受けることで、ツヤが失われ、毛先が広がりやすくなります。
②. **髪の艶やハリの低下**
冷房による乾燥や紫外線の影響で、髪の艶やハリも失われがちです。
紫外線は髪のキューティクルを破壊し、髪の内部にダメージを与えます。
その結果、髪がゴワつき、まとまりにくくなるだけでなく、色褪せやダメージが目立つようになります。
③. **頭皮の乾燥とトラブル**
エアコンの効いた部屋で長時間過ごすと、頭皮も乾燥します。頭皮が乾燥すると、フケやかゆみ、炎症といったトラブルが発生しやすくなります。さらに、乾燥した頭皮は皮脂の過剰分泌を招き、脂っぽくなることもあります。これが頭皮のバランスを崩し、髪の健康に悪影響を及ぼす原因となります。
特に今年は普段汗をかかない方も汗をかき、室内でエアコンを受けて過敏、冷え、強張りの状態が見受けます。
④. **汗と頭皮の影響**
汗をかくと、頭皮が蒸れやすくなり、これが雑菌の繁殖を招くことがあります。
特に夏場は、汗をかいたまま放置することで、頭皮に臭いが発生したり、髪がべたついたりします。
これにより、頭皮の健康状態が悪化し、抜け毛や薄毛の原因となることもあります。
⑤. **冷たい飲み物や食べ物の影響**
冷たい飲み物や食べ物を摂りすぎることで、内臓が冷え、血行が悪くなります。これは髪の毛に必要な栄養が届きにくくなる原因となり、髪の成長や質の低下を引き起こします。
特に、髪の成長を支える毛母細胞の働きが低下し、髪の健康に悪影響を与える可能性があります。
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髪の健康を守るためには、適度な保湿や紫外線対策、冷房を使う際の風の当たり方の工夫、栄養バランスの良い食事が重要です。また、髪専用のトリートメントや保湿剤を使い、外部のダメージから守ることが大切です。