切った髪の毛の活用方法「ヘアマット」で農業を

農業におけるヘアマット活用の実証実験

山梨県身延町の「うりぼうの里」のあけぼの大豆畑のarchのファミリー区画で、

マターオブトラストジャパンによるヘアマット(美容室の廃棄物である髪の毛)を農業に活用する実証実験を開始しました。

廃棄物(切った髪の毛)に新たな価値を与え、農業の持続可能性を高める例のない試みです。

昨今の異常気象や水不足、日照り、高気温、その他に雑草(防草)、髪の毛を好む虫や微生物による土作り、髪の人間の臭いによる害獣対策、髪の毛を構成する有機物の栄養になるのを期待して

pH値や水分量、発育状況を定期的に確認し、ヘアマットがどのように農業に貢献できるかを検証します。

農作業の手伝いを通して、農業の大変さ、人手不足、高齢化、過疎化、資金繰り、気候変動、国の様々な制度、意識を改めて実感しました。

同時に、都会の人々にとっては、このような農作業が貴重な体験や学びの機会となり、農産物の価値を再認識させることに繋がることも確認できました。