大人くせ毛の原因と対策

「昔はストレートだったのに…」大人になってくせ毛になるのはなぜ?原因と今日からできる対策

子どもの頃はまっすぐな髪だったのに、最近、髪がまとまらずにうねり始めた。そんな変化を感じている方は、もしかすると「後天性くせ毛」かもしれません。これは加齢や生活習慣の変化によって引き起こされる、大人ならではの髪の悩みです。

今回は、その原因を掘り下げつつ、今日からできる簡単なヘアケア対策をご紹介します。

髪はなぜ、大人になってからうねり始めるの?

髪質が変わる主な原因は、毛穴のゆがみにあります。

顔の肌がたるむように、頭皮も加齢とともに弾力を失い、少しずつたるんでいきます。その結果、真円だった毛穴が楕円形にゆがむことがあります。まっすぐな髪は真円の毛穴から、うねりのある髪はゆがんだ毛穴から生えてくるため、これが後天性くせ毛の最大の要因と考えられています。

さらに、以下の要素も複合的に絡み合って、くせ毛を進行させます。

  • ホルモンバランスの変化:出産や更年期などでホルモンバランスが大きく変動すると、髪の成長に必要な栄養素が不足しやすくなります。髪の内部構造が変化し、うねりやパサつきが生じることがあります。
  • 夏の外的要因:夏は、強い紫外線が髪の内部にあるタンパク質を破壊し、うねりの原因となります。また、汗や皮脂の分泌が増えて毛穴が詰まると、頭皮環境が悪化し、くせ毛を進行させてしまうことも。
  • 物理的な干渉:盲点となりがちなのが、毎日の物理的な刺激です。長時間マスクやメガネを耳にかけていると、フレームに髪が押し付けられ、その部分だけがくっきりとクセづいてしまうことがあります。
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毎日のケアで変わる!今日からできる3つの対策

「もう年齢だから仕方ない」と諦める必要はありません。日々のちょっとした工夫で、髪のうねりを軽減することができます。

  1. 頭皮マッサージで血行促進 健康な髪は、健康な頭皮から生まれます。シャンプー時に指の腹を使って頭皮全体を優しくマッサージすることで、血行が促進され、髪の成長に必要な栄養が行き渡りやすくなります。
  2. ドライヤーは「根元」からしっかり乾かす 髪のうねりは、根元から生じることがほとんどです。タオルドライで水分をしっかり拭き取った後、すぐにドライヤーを使い、髪の根元から乾かすことが重要です。根元を指やブラシで軽く引っ張りながら乾かすと、うねりを伸ばすことができます。
  3. 保湿と紫外線対策 髪の乾燥は、うねりを悪化させる大きな原因です。洗い流さないトリートメントやヘアオイルを使い、髪に潤いを閉じ込めましょう。また、外出時には帽子や日傘で髪を紫外線から守ることも大切です。

「もうくせ毛は治らない…」と諦める前に、まずは日々のケアを少しだけ見直してみませんか?

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Originally posted 2025-09-07 09:17:28.