脱毛について
<体毛・毛根の仕組み>
毛は、爪と同じように肌の角質層が変化してできた皮膚の一部です。
主成分はタンパク質のなかでも硬く強度のあるケラチンです。
肌から上に出ている毛部分を「毛幹」、肌の内部にある部分を「毛根」といいます。
「毛根」の根元にある球形のふくらんだ部分を「毛球」といい、ここで毛が作られます。
「毛球」の先は内側に凹んでおり、この部分に「毛乳頭」があり、周辺の細胞を「毛母細胞」といいます 。
この「毛乳頭」が毛細血管から運ばれてくる栄養や酸素を取り入れ、「毛母細胞」に受け渡し働きかけ ることで、細胞分裂がおこります。そして細胞分裂によって作られた組織が上へと押し上げられ毛となります。
毛は「成長期」→「退行期」→「休止期」というサイクルがあります。
一般的に、このサイクルを「毛周期」と言います。
「成長期」→「退行期」までに以降するまでに約3週間かかります。
(部位、個人により、毛周期には差があります。)
・脱毛の効果があるのは「成長期」だけ
電気脱毛(ニードル脱毛)、光脱毛、レーザー脱毛などの「毛の再生を阻害する脱毛方法」は全て、毛と一緒に、毛の根元にくっついている毛根組織を処理する脱毛方法です。 ムダ毛本体と毛根がくっついている「成長期」の毛だけに効果があります。
毛と毛根が離れている「退行期」「休止期」の毛に対しては効果がありません。
そのため、全ての毛を脱毛するためには、期間をおいて、「退行期」「休止期」の毛が「成長期」に変わるのを待ち、 数回に渡って施術をする要があります。この成長サイクルは毛によってばらつきがあるので、間隔をあけながら何度も施術を受ける必要があります。
時間はかかりますが、期間をかけながら、施術の回数を重ねていくと、だんだんと残りの毛が減っていき、毛が薄くなったように感じます。
生えている毛=表面にでている毛の割合も、部位や個人差があるため、脱毛完了までの回数や期間に差が出ます。
一般的に、生えている毛の割合が高いほど少ない脱毛回数で済み、割合が低いほど何度も脱毛する必要があります。
下記は一般的な目安です。実際の割合は個人差があります。
<脱毛方法について>
黒色に反応する光線で毛球や毛乳頭を処理する方法です。
キセノンフラッシュ光線(キセノンガスの放電による光エネルギー)と、特殊偏光フィルムによって、一瞬だけ発光させて、毛根にアプローチします。
レーザー機によるムダ毛処理法と原理は同じですが、レーザー光線よりも波長が長く、複合波長光線において、多様な毛質、毛根の深さに反応し、光線が脱毛処理部の毛根にきちんと届くよう設計されたマシンを使用します。
・archではIPL(光脱毛)方式を使用してます。
瞬時に瞬く強い光を利用しお肌に有効な波長の光エネルギーを皮膚に対して照射することで毛やお肌を生成する組織にジェルの抑毛成分が浸透し抑毛や減毛、そして美肌効果が得られるというものです。
減毛効果とともに美肌効果も高く、安全性にも優れているためデリケートなお顔やお肌にも安心して照射することができます。
一度に広い範囲をトリートメントできるので、毛の部位や体質により個人差はありますが毛周期に合わせ約1カ月~3カ月(男性のひげの場合は2週間~1カ月)周期で施術し約1年~2年で自己処理のいらないお肌に近づけることができます
<施術が行えない方>
・下記に当てはまる方は安全性を考慮してお断りしております。
心臓病の方 | 安全性を確保するためにお断りしております。 |
婦人科系疾患の方 | ホルモンのバランスが崩れている場合などは影響で多毛症になることがあります。 |
糖尿病の方 | 免疫力が下がっているためです。施術後の回復が遅れることがあります。 |
アトピー性疾患のある方 | 喘息・蕁麻疹・皮膚炎等で症状の重い方は、施術後に発赤が取れにくくなることがあります。 |
皮膚がケロイド体質の方 | 施術が出来ません。 |
皮膚がん、皮膚炎、皮膚疾患のある方 | 施術を行うことによって、症状に悪影響を与えることがあります。 |
光線過敏症(ポルフィリン症の方) | 症状が現れて悪化させる可能性があります。 |
高血圧で数値200以上になったことのある方 | 安全性を確保するためにお断りしています。 |
多毛症体質の方 | サロンでの施術は行えません。 |
その他、アレルギー等の方 | 金属アレルギー等、皮膚のアレルギーのある方はお断りする場合もございます。 |
□ 極端に色素の濃い肌 □ 日焼けをしている方 □ 肌の色が毛の色より濃い場合 □ メラニンが濃い箇所 □ 妊娠中の方
□ 糖尿病、肝臓病、腎臓病、その他の内科系疾患の方 □ 伝染病疾患を持ってる方 □ 薬品を使用してる肌
□ まぶた(眼球) □ コラーゲンを注入している方 □ 粘膜部分 □ 継続的に薬を服用されてる方 □ 病中、病後の方
□ 500~1200nmの光を禁忌とする薬を内服している方 □ アルコール中毒の方
□ 皮膚に病変(切り傷、炎症、ニキビ、等)がある場合
□ てんかん発生の既往症のある方 □ 刺青のトリートメント □ ニキビ用の軟膏を使用している場合~皮膚の乾燥
□ 施術箇所に色素沈着(しみ、ほくろ)または色素性病変(あざ等)の場合
□ 肌の弱い方、肌が乾燥している方、皮膚の弱い箇所
□ 経皮服収型鎮痛剤(しっぷ)を使用している方 □ ピルを服用している方
・健康を損なわれている方、また、その可能性のある方へは施術は行えません
※ あくまで健康な方に対して行う美容行為です ※
□ 体調不良の方 □ その他疾病のある方 □ ステロイド剤を服用または塗布、注射をされている方
□ 光感受性を高める薬を内服している方(医師、薬剤師に必ずご確認下さい)
● 抗がん剤 ● 抗うつ剤 ● 抗ヒスタミン剤 ● 降圧剤 ● 抗精神薬 ● 抗菌剤 ● 利尿薬
● ステロイド剤 ● 避妊薬 ● 経皮眼収薬
※薬には服用後に光を照射することで光毒性作用、日光過敏症、色素沈着などを誘発する成分を含むものや、副作用として多毛になる薬もありますので薬の服用は必ずご確認ください。
脱毛についてのQ&A
脱毛後は肌がデリケートな状態になっており、肌荒れする可能性もございます。
適切な肌ケアにより、肌荒れを最小限まで抑えることは可能です。
当店では初施術時に肌荒れを抑えるための注意事項をお渡ししております。
そちらを参考に念入りなケアをお願いいたします。
最近ではSHR方式という、毛根ではなく毛包に熱を与え脱毛する方式の脱毛方法が増えています。
SHR方式では【バルジ領域】と呼ばれる部分に熱を加えるため、痛みを感じにくい最新脱毛方法として紹介されることが多いのですが、男性の場合は効果を感じにくいという声が多く挙がっています。(※当社調べ)
効果がないわけではありませんが、当店で行っているIPL方式に比べ脱毛効果が低く回数が必要です。
上記の理由から、当店では基本的にIPL方式での脱毛を行っております
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脱毛の痛みの感じ方には個人差がありますが、毛が濃い人ほど痛いが強い傾向があります。
一般的に例えられる痛みでいうと「輪ゴムをはじいたような痛み」と言われています。
当店では細かな出力調整により、お客様に負担にならない痛みのレベルで照射を心掛けておりますのでご安心ください。
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脱毛のフラッシュによる身体への深刻な影響は報告されておりません。
また当店で使用している機械は厳しい検査にも合格しておりますので、安心して脱毛いただけます。
ただし、施術時に発生する光はかなりまぶしいですので、アイマスクの装着にご協力ください。
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当店の脱毛方法は光を使ったフラッシュ脱毛です。
黒い色素(メラニン)に反応する特殊な光を出すマシンを使い、毛に熱を与えて脱毛していきます。
脱毛方法には他にもニードル・レーザーがありますが、当店では出力が調整でき、肌に優しいフラッシュ脱毛を採用しております。
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個人差がありますが、5~7回の脱毛で「髭剃りが楽になった」という方が多いです。
もともと薄い場合、さらに少ない回数でも効果を実感いただけます。
濃い方の場合ですと回数が必要になります。お気軽の御相談ください。
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個人差がありますが、お顔の場合ですと効果を感じるまでに3~5回、髭剃りが楽になるまでに5~7回ほどの施術が必要です。
身体の場合はお顔よりも回数は少なくて済む場合がほとんどです。
完全に毛を目立たない状態まで脱毛する場合は上記よりも回数が必要な場合があります。
詳しくはカウンセリング時にスタッフにご質問ください。
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1回の脱毛ではムダ毛はなくなりません。
これには【毛周期】が大きく関係しており、1度に脱毛の光を当てられる毛は全体の10%∼20%のみのためです。
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肌荒れやニキビがある部分には専用のシールを貼り、フラッシュが届かないようにして脱毛を行います。
範囲が広い場合はその部分を避けて照射いたしますので、ご安心ください。
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肌が弱い方の場合は出力を下げて照射いたしますのでご安心下さい。
髭剃り負けしやすい方は脱毛でも肌荒れが起こりやすいので、当日は専門スタッフによる肌状態のチェックを行い、相談しながら出力を決めていきます。
ご要望がございましたら、お気軽にお申し付けください。
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もちろんです。
万が一施術後に通院が必要な肌トラブルが発生した場合、当店にて通院代、薬代を補償します。
その際に医師の診断書が必要となりますので、なにかトラブルがありましたら当店までお電話をお願いいたします。
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減耗目的での脱毛をご希望の方も増えております。
カウンセリング時にスタッフにご相談いただければ、理想の減り具合とそれに対する必要回数をご提案致しますので、お気軽にお申し付けください。
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